大津市立図書館の検索機

大津市立図書館の検索機
muca(2026年4月1日)

 返却期限の前日に返して別の本を借りるつもりが、休館日だったのでブックポストに入れて帰った。たかが4冊でも、もう一度持参する気がしなかったのだ。
 その翌日は、ほとんど空のリュックを背負って再度浜大津の図書館へ。

 ゆっくりと棚を眺めていると、近くで検索機を操作しているキーの音が軽快に聞こえるのが不思議に思った。見ると、中学生くらいの女子が慣れた手つきでキーボードを触っている。
 いつからキーボードも置かれるようになったのかを知らないのだが、まさか今まで私がそれに気がつかなかったということではないと思う。

 私はこの図書館の検索機が扱いにくくて不満だった。画面をタッチする方式なのは構わないのだが、私が慣れているパソコンなどとキーの並びが全然違ったからである。
 私はローマ字変換を使うが、ここの検索機は五十音をそのままタッチしなければならない。平仮名、カタカナ、英字は画面を切り替える必要があり、濁音と半濁音の記号や拗音、撥音などもすべてそのキーを選ばなければならない。しかも配列は右から左の順序なのだ。

 これまでは、自宅のパソコンで蔵書を検索してから図書館へ向かうことが多かったが、これでこの図書館でも検索が楽になりそうだ。ただし、著者名の欄に入力を始めたはずが、知らないうちに資料名の欄に入力してしまっているのが不可解だったが、それはどうなのだろう。

 この日は特に検索して探したい本はなかったので、開架を順にゆっくりと眺めるだけだった。
 そして「オーストリアの女性作家の短編集」「(一度読んだことのある)プロの朗読者の処女作」「ネコを愛する英国の女性作家の本」「米国の男性作家のミステリー」という、その時の気分で読みたいものが選べる4冊を借りた。
 けれど、この4冊を少しずつ読むのではなく(こういう読み方をよくしてしまうのだが)、「通い猫アルフィーの奇跡」だけを読み続けてしまった。明るい結末が約束されたような本を読みたい気分だったのだろう。