ネパールの文庫の今
ネパールの魔女(2026年4月22日)
コロナ禍の中からなかなか行けなかったネパールサチコール村。2年ほど前から、年に一回二回ほど行けるようになりました。
この1月に約一ヶ月間滞在しました。
「その後、あの文庫どうなっているの?」いろいろ援助して頂いた方に報告も必要です。でも「こんなに良くなったよ」と言えない状況を目にして帰りました。
部屋が二つに仕切られていて、その半分の床がはがされ別の素材が張ってあります。そこにたくさんの理科の実験用器具が置かれていました。つまり、理科準備室のかわりです。が、理科の実験に活用した様子もありませんでした。
その村に、また別の支援として「サンギートホール」というホールを建てました。これは、亡きシンガーソングライターの横井久美子さんを中心にした建物です。彼女にギターを習った若者が、そのホールの維持の仕事をしています。子どもたちにギターを教え、共に演奏するのです。納得すると大事にしていこうという人もいます。
この1月に約一ヶ月間滞在しました。
「その後、あの文庫どうなっているの?」いろいろ援助して頂いた方に報告も必要です。でも「こんなに良くなったよ」と言えない状況を目にして帰りました。
サチコール村の図書室は「サパナ」と名付けました。幸せの意味です。近くの小学校と繋がって、学校図書室のようにして欲しいとの願いがありました。が、今年、一年ぶりに行って、何とも言えない寂しさも感じました。
部屋が二つに仕切られていて、その半分の床がはがされ別の素材が張ってあります。そこにたくさんの理科の実験用器具が置かれていました。つまり、理科準備室のかわりです。が、理科の実験に活用した様子もありませんでした。
この村に図書室を作ろう、作りたいと支援団体のリーダーに話したときに、反対されたことを思い出します。文字文化が無い地域で、図書室の重要性が分かる人がちゃんといないと成功しないからと。その頃は、もっと頻繁にサチコール村に通うつもりで、私が管理して、村々に読み聞かせで歩く活動をしようと思っていました。それなら、まあ、維持もできるだろうと。しかし、私の考えは甘かったとつくづく思います。リーダーの方の話では、新し物好きの地域で、珍しい物は使う使わないは別として買うとのことです。
残りの半分には本はそれなりに置いてありましたが、ほこりをかぶっていました。文字文化が少ない地に「スマホ」が登場しました。村で出会う人、日本の電車の中と同じように下を向いてスマホに夢中になっている姿があります。中継の線が高地にたてられています。出稼ぎに行った人への連絡は、スマホによる声の便りです。そういう中では、なかなか厳しい図書室の運営です。
その村に、また別の支援として「サンギートホール」というホールを建てました。これは、亡きシンガーソングライターの横井久美子さんを中心にした建物です。彼女にギターを習った若者が、そのホールの維持の仕事をしています。子どもたちにギターを教え、共に演奏するのです。納得すると大事にしていこうという人もいます。
この秋、またサチコール村に行く予定にしています。その時は、村人や学校の教師と話し合い、何とか図書室の運営を軌道に乗せたいと思います。
もう一つ、対策をとらなければいけない図書室。もっと高地の貧しいと言われる村にも小さな図書室を作りました。1月に行った時に汚れているからということだったので「行くから掃除しておいてね」と伝えました。行って驚きました。すべての本が無くなり、焼かれていて、部屋は空っぽでした。全部汚れていたから掃除したとの返事でした。この地も本という価値を身近にする、文字という価値が大切と認識する。そういう文化が無いのです。課題は山積みです。そこになぜ通うか。また。お話をしたいと思います。