かわじろう短編集
M・M(2026年5月13日)
短編の漫画本にであった。
子どものころから漫画を読む習慣がなく、大人になって損をした気分になったほろ苦い思いがある。
作品の「あたらしいともだち」の中に、10作品がつまっている。
私にはそれが良い。
子どものころから漫画を読む習慣がなく、大人になって損をした気分になったほろ苦い思いがある。
知人との会話で、幼いころあの漫画を読んだからあこがれの仕事に出会えたとか、いちど就職したけれど、漫画を描くことも選択にあった・・・など、「夢」につながる漫画との出会いがあることにうらやましさをおぼえる。
かわじろう短編集の作者の方もまさに夢を叶えたおひとりだ。
作品の「あたらしいともだち」の中に、10作品がつまっている。
表紙こそカラーだが、ページを開くと白黒の、どちらかといえば「あっさり」としたタッチだ。
私にはそれが良い。
かわじろうさんの漫画はデビュー作からいいなと思って読んでいました。「こうありたい」そんな憧れにも似た感情が沸き上がる、懐かしくも新しい漫画達です。
帯の推薦文より
10作品目の「かえちゃんの新しい友達」
主人公はおそらく中学生のかえちゃん(女子)
中学生の転校はさまざまな意味で大変だ。
このかえちゃんも、かたくなに自分の内にこもっている。
しかし、ある日、社会科見学で班にわかれて行動をすることになる。
ここでも、かえちゃんは「その日は休もう」と考える。
かたくなな、かえちゃんではあるがある班に誘われる。
かえちゃんは転校前に親友がいた。その親友から共通の趣味の漫画本を別れの記念にもらう。
親友が大切にしていた本を受け取ったかえちゃんは、この本を知っている人がいれば心を開いてよいかも・・・とひとり思う。残念ながらクラスではみつからない。
社会科見学の日。
四人の意見は当日わかれて、かえちゃんと行動をともにする二人は大型書店へと向かう。
大型書店の中には、カフェがあったり今仕様だ。初めて飲むアイスコーヒーにむせる。
かえちゃんはなぜ大型書店へ向かったのか。転校前の親友がその街には「でっかい本屋さんがある」と教えてくれたからだ。
たくさんの本を眺めているあいだに、かえちゃんはふと気がつく。
親友が持っていた本は、その親友とつないでくれた存在であること。偶然、そこにあった本だった。
今はもうその本にこだわる必要がないこと。
社会科見学で行動を共にするクラスメイトは人気の漫画本が好みだ。
「特別」や「親友」にこだわっていたかえちゃんの考えかたは、この気づきによって、新しい友達を受け入れる準備ができた。
私はこのかえちゃんの気づきのストーリーを読んで、心が軽くなった。目の前が明るく開けたようだ。
改めてストーリーの奥深さ、作者のいわんとするところ。作者の優しさ。作者の思いやり・・・などなど。
心に響く漫画だ。
かえちゃんは「なんとなく選んだ知らない本よ」。
大きな口を開けて驚く男性と女性の姿が隅にある(笑)
主人公はおそらく中学生のかえちゃん(女子)
中学生の転校はさまざまな意味で大変だ。
このかえちゃんも、かたくなに自分の内にこもっている。
しかし、ある日、社会科見学で班にわかれて行動をすることになる。
ここでも、かえちゃんは「その日は休もう」と考える。
かたくなな、かえちゃんではあるがある班に誘われる。
かえちゃんは転校前に親友がいた。その親友から共通の趣味の漫画本を別れの記念にもらう。
親友が大切にしていた本を受け取ったかえちゃんは、この本を知っている人がいれば心を開いてよいかも・・・とひとり思う。残念ながらクラスではみつからない。
社会科見学の日。
四人の意見は当日わかれて、かえちゃんと行動をともにする二人は大型書店へと向かう。
大型書店の中には、カフェがあったり今仕様だ。初めて飲むアイスコーヒーにむせる。
かえちゃんはなぜ大型書店へ向かったのか。転校前の親友がその街には「でっかい本屋さんがある」と教えてくれたからだ。
たくさんの本を眺めているあいだに、かえちゃんはふと気がつく。
親友が持っていた本は、その親友とつないでくれた存在であること。偶然、そこにあった本だった。
今はもうその本にこだわる必要がないこと。
社会科見学で行動を共にするクラスメイトは人気の漫画本が好みだ。
「特別」や「親友」にこだわっていたかえちゃんの考えかたは、この気づきによって、新しい友達を受け入れる準備ができた。
私はこのかえちゃんの気づきのストーリーを読んで、心が軽くなった。目の前が明るく開けたようだ。
改めてストーリーの奥深さ、作者のいわんとするところ。作者の優しさ。作者の思いやり・・・などなど。
心に響く漫画だ。
最後に、かえちゃんが書店で選んだ本。かえちゃんが紹介する。クラスメイトは「知ってる本なの」と聞く。
かえちゃんは「なんとなく選んだ知らない本よ」。
これがかえちゃんとクラスメイトをつなぐ、偶然そこにあった本ということだ。画上には、ベラちゃん(猫)が鰹節を持って、ゴーリゴーリとかつぶしを削っている画がある。表題「吾輩はネコじゃない! 1」。
大きな口を開けて驚く男性と女性の姿が隅にある(笑)
作者はユーモアのセンスも抜群だ。
このユーモアが伝わることを願う(笑)。