こんな図書コーナーが欲しい

こんな図書コーナーが欲しい

べーちゃん(2016年6月15日)

 学校に勤務していた頃、環境整備の校務分掌を受け持っていました。いかにして、子どもたちの学びに合う環境作りをするかという仕事です。草花栽培から資料室の整理、図書室の整備まで、その仕事内容は、幅が広いものでした。
 毎年、図書館担当者たちが図書室を整理して、廃棄図書を出します。古い学校だったので廃棄の数も多かったです。私の「もったいない」精神は奮い立ちます。書類上は廃棄しても現物ではまだまだ生かされる本もありました。それをどうにかして活用できないものかと学校中を右往左往していました。
 学校には、階段横の小さいスペースがあります。そこを利用しようと考えました。企画書を作って、職員会に出しました。
私の企画
  1. 小さいスペースに、物置にある畳を三畳ほど敷く(以前、和室があったこの学校には、畳が残っていました)。
  2. 廃棄された本をそのスペースに置く。古い本棚を探してきて設置する。
  3. 置かれた本は、自由に読んでいい。仕舞うことだけ、きちんと指導する。

 かわいい掲示を作って貼り、さあ図書コーナーのできあがりです。
 休み時間に、そっと行ってみると、三畳の畳の上に寝転がって本を読んでいる子どもたちの姿がありました。私が横に立っていても、気がつかない。夢中で読んでいます。本の中に入っているのです。
 子どもの姿は本当に楽しい。ごろりごろりと回ったり、腹ばいになって読んだり。クスクスッと笑ったり、あくびをしたり……。
 この光景に喜んだ私は、もう一カ所このコーナーを作りました。小さい子どもたちのためには、畳のコーナーは大事だと思ったのです。かしこばらずにゆったりと本の世界に浸ることができるのです。
 大津市の図書館をのぞくとき、子どもコーナーが気になります。大津本館には、畳が敷かれていました。この畳の上で、子ども達はどんな姿で本を読んでいるのだろうと想像しました。
 近くの和邇館はどうかな? 畳コーナーは、現在のところありません。できたら、子どもコーナーに畳のスペースが欲しいなぁと思うのです。そしたら、新しい本の世界ができるかもしれません。
 こういう市民の企画を募集するというのはないかしら?
 実現した時に、人手がなかったらボランティアでいつでもかけつけます。