便利というべきか
当市の図書館で大幅なシステム改新が行われた。借り出し・返却手続きの機械化に合わせて、自宅のパソコン上に「Myライブラリー」を作ることができるようになった。図書館が所蔵している書籍のうち、関心のあるもの、読もうと思っているもの、気になっているものなどを個人のパソコン上の本棚にリストアップしておけるというものである。説明では、10種類の棚に各100冊、合計で1000冊までリストアップできるという。
リストアップした書物については、分館を含め市内全部の図書館での借り出し状況や予約状況が確認できる。
本の顔を眺めて読むべきか否かを決定することを旨としてきた私であるが、このシステムには少し関心を抱いた。
これから私が読もうと思っている、著者名と書名をはっきり記憶している何冊かの本を、試みに「Myライブラリー」に登録してみた。するとそれぞれの書物毎に「貸出可」と「貸出中」の表示が現れた。「貸出可」の書物の場合、画面から予約すれば、翌日あるいは翌々日に指定した図書館の窓口で受け取ることができる。(正確には、翌日あるいは翌々日に指定した図書館の予約本の棚に置かれている自分の予約本を探し出し、自ら機械の操作をして借り出し手続きをとれば、それで終わりということになる。)
このシステムは、図書館の本を、1000冊までであるが、自分の書架にある本と同じように管理し活用できることを可能にしたと言えよう。考えようによっては、図書館の一部を自分の仮想書庫として使えるということだろう。そしてそこにある本は専門家がきっちりと管理してくれるということになる。貸出中の書物は直ぐには見ることができない、書き込みや折り目を付けることは避けるべきだ、ということを除けば、まあ自分の本がそれだけ増えたと考えてもいいかも分からない。
ただ、図書館を始め大型書店、小さいが店主の考えで選定された特色のある本が並ぶ書店、古本屋といったところの書棚を眺めてそれまでに知らなかった本に巡り合えるという幸せは、このシステムでは享受できないだろう。それにパソコンにあまり縁のない人には意味のないシステムだろう。
とは言うものの「まあ便利になった」というのが、平均的な図書館利用者であると自認している私の意見である。
リストアップした書物については、分館を含め市内全部の図書館での借り出し状況や予約状況が確認できる。
本の顔を眺めて読むべきか否かを決定することを旨としてきた私であるが、このシステムには少し関心を抱いた。
これから私が読もうと思っている、著者名と書名をはっきり記憶している何冊かの本を、試みに「Myライブラリー」に登録してみた。するとそれぞれの書物毎に「貸出可」と「貸出中」の表示が現れた。「貸出可」の書物の場合、画面から予約すれば、翌日あるいは翌々日に指定した図書館の窓口で受け取ることができる。(正確には、翌日あるいは翌々日に指定した図書館の予約本の棚に置かれている自分の予約本を探し出し、自ら機械の操作をして借り出し手続きをとれば、それで終わりということになる。)
このシステムは、図書館の本を、1000冊までであるが、自分の書架にある本と同じように管理し活用できることを可能にしたと言えよう。考えようによっては、図書館の一部を自分の仮想書庫として使えるということだろう。そしてそこにある本は専門家がきっちりと管理してくれるということになる。貸出中の書物は直ぐには見ることができない、書き込みや折り目を付けることは避けるべきだ、ということを除けば、まあ自分の本がそれだけ増えたと考えてもいいかも分からない。
ただ、図書館を始め大型書店、小さいが店主の考えで選定された特色のある本が並ぶ書店、古本屋といったところの書棚を眺めてそれまでに知らなかった本に巡り合えるという幸せは、このシステムでは享受できないだろう。それにパソコンにあまり縁のない人には意味のないシステムだろう。
とは言うものの「まあ便利になった」というのが、平均的な図書館利用者であると自認している私の意見である。