学校図書室はどんなところ?

学校図書室はどんなところ?

学校好き本好きおばさん(2017年2月22日)

 学校には、図書室があります。
 私が知っているいくつかの学校の図書室は大変興味深くて、そこは大きな本の宝箱です。
 ある小学校は、一階・二階・三階の教室のど真ん中にオープンスペースとして図書室が三つありました。それぞれ絨毯敷きのフロアで、一階は低学年用の絵本がいっぱい。休み時間になると、子どもたちがその図書室にやってきて本を探し、授業中には調べ学習で本を探しています。何とも贅沢な図書室でした。聞くところによると、市の方針で学校創設にあたって、図書館運営を中核にする学校作りをめざしたとのことです。本の蔵書数も目を見張りました。
 その市内にある別の小学校も図書室の活用は充実していました。PTAのお母さん達が自ら申し出て教師と共に作ったボランティアグループがありました。名前は『図書レンジャー』と言いました。
 この図書レンジャーのお母さん達の活躍はすばらしいものでした。定期的に朝の読書の時間に読み聞かせをしました。また、年に何度か計画を立てて、国語の読書単元の時間にお母さん達の読み聞かせがありました。ただ、単に読み聞かせだけでなく、ブックトークやエプロンシアターまでありました。それは、お母さん達がクラブ活動として研修した成果です。  毎月の図書室掲示の仕事も担っていて、とっても素敵な掲示が図書室廊下や図書室内にありました。子どもたちの学習内容を調べ、それに合わせた掲示や、四季折々の様子と伝統行事の掲示もありました。
 休み時間に本を借りにくる子どもたちのコンピュータ貸し出しのお手伝いも慣れたものでした。
 これらのPTAの方との連絡・打ち合わせをするのが、司書教諭の役割になっていました。まさに、学校司書さんの役割をお母さん達が担って、学校の教育活動を応援してくれているのでした。
 この市の学校と市立図書館の連携も特色あるものです。
 教師達が『今、この学習をやっているのでこういう本が欲しい』と電話やファックスで市立図書館の司書さんに連絡をすると、数日後、宅配便で本が何十冊も送られてきました。その本を見ると司書さんの力の大きさが分かりました。『えっ、こんな本。すごい、知らなかった』と、どれだけ司書さんに助けられたか分からないということです。返却も宅配便でした。移動図書館がない代わりに、市の予算としてこんな方法が取られていたのです。
 それぞれの学校の図書活動。地域の学校では、どんな工夫がされているか。もっと知りたいと思います。