働き方改革と図書館司書の仕事

働き方改革と図書館司書の仕事

べーちゃん(2017年5月17日)

 図書館の椅子に座って、しばし黙想。ふと、新聞コーナーの記事が目につきました。「働き方改革」最近、時々目にする言葉です。働き方改革ね……。
 働く人たちが、自分の仕事に誇りを持って働くための施策なんだろうか。ふと、疑問になり、目の前の司書さんたちの仕事ぶりをじっと見ていました。
 カウンターにいる方達。
 利用者さんと話をしてコンピュータに入力して、すーと走り出す司書さんがいました。カウンターには椅子がないので、中腰で検索。腰は大丈夫かなと思います。
 返ってきた本をお礼を言って後ろのブックトラックに返していく司書さん。返ってきた本を少しでも調べないのかなと思いましたが、次々と返却する人たちに対応するには、そこまでやっておれないのでしょうか。
 ずっと向こうの本棚の前では、配架をしている司書さんたち。10冊ほどの本を手に持って棚に返してみえます。どこにどう配列されているかは、プロの司書さんなら頭の中にきっと入っていることでしょう。しかし、何千冊の本の中にきちんと返却することは大変な作業です。そして、見ていてとっても苦になったのが、本の重さです。雑誌や文庫本でもかなりの重さです。単行本は、相当重い。それを何冊も抱えての仕事は大変な肉体労働です。
 30分ほど図書館にいましたが、その間、誰一人として座って仕事をしている司書さんはいませんでした。
 司書さんは、肉体労働なんだとつくづく思いました。本当に、これでいいのだろうか。私がずっと知っていた図書館の働き方とは少し違うような気がします。とっても苦になったので、友人の元司書さんに尋ねました。彼女曰く。
「本当に司書は肉体労働。でも、知的な専門職。司書の一日の仕事を計画的に把握して、時間配分をして仕事を回してやってたよ。カウンターに椅子がない図書館もあるけど、椅子がある所も多い。椅子があるとなしでは、疲れが違うからね。それは、館の努力事項」
 司書さんが、一番充実している仕事内容は何なのでしょうか。きついけど、やらなければいけない仕事は何なのでしょうか。
 司書さんたちが、生きがいを持って働くことのできる職場に。そういう改革を利用者としても願います。