おまじない!!

おまじない!

けふばあちゃん(2022年3月6日)

 大人になっていても、時々いろんなことが心配になってきて眠れなくなって、自分で自分に、思わず「だいじょうぶ!だいじょうぶ!」と語りかけていたり、「ケ・セラ・セラ・・気にしない気にしない」とぶつぶつ言っていたり、そんな日もありますね。私は、そんな日、寝るのをあきらめて、写真の美しい本をながめたり、笑える本を読んでいたり、CDをかけて横になる・・・・などとやり過ごしています。
 幼い人たちにとって、毎日毎日がはじめての体験の積み重ねで、はらはらしたり、どきどきしたりの連続なのです。が、それに加えて、新学期の季節、居心地の良い家庭から、知らない人たちの中に出て行くことも多くなります。
 はらはら、どきどきに、びくびくも加わります。
いろんなことが、怖いと思ったり、どうすればいいのかと不安になったり、・・・・
 そんな時、どんなちいさなものであっても、ささいな言葉であっても、安心の助けになるものがあるものです。こんな絵本があります。

「びくびくビリー」(アンソニー・ブラウン作 灰島かり訳 評論社)
 ビリーもいろんなことが心配で眠れません。パパもママもだいじょうぶだよって言ってくれるけれど、それでも心配はあとから、あとからやってきます。
 おばあちゃんのおうちにお泊りにいったら、もっと眠れなくなった。よわむしかもしれないけど、おもいきっておばあちゃんに話したら、「よわむしなんかじゃないさ。おばあちゃんも こどものころは、しんぱいばっかりしていたもんだよ。そうそういいものがあるよ。」
 と、おばあちゃんは、しんぱいひきうけにんぎょうをもってきてくれた。
「しんぱいごとを人形にうちあけて、まくらのしたに入れて、おやすみ。そうすれば、この子たちがかわりに心配してくれるから、おまえは、ぐっすりねむれるよ。」
 さぁ、ビリーはどうなったでしょう?
 息子達がちいさな子どもだった時、この本に出会っていたらなぁ、あの頃、そういえばよく添い寝をして寝付くのを待ったりしていたなぁ、孫たちには、作りましたよ。しんぱいひきうけにんぎょう。
 時々、枕の下にいれて眠るそうです。
 今年6年生になる孫が1年生の時、ひとりお泊り会で3泊しました。その時の一日、大阪の万博公園、国立民族学博物館へ世界一周旅行をしに行きました。「帰りに、ミュージアムショップで一つだけプレゼントしてあげるよ」と言ったら、なんと彼女、「父ちゃんには、世界のコーヒー、母ちゃんは、紅茶がいいかな?ことちゃんは、カステラ・・・・」バアバは、彼女にのつもりだったのに、留守番のみんなに一つずつ。迷って彼女が自分のために選んだのは、小さなマトリョーシカが並ぶちいさなブローチでした。
 そこになんと、なんとグァテマラのWORRY DOLLSがあるではありませんか!!びくびくビリーのしんぱいひきうけ人形。その本物です。
 思わず買っちゃいました。これで、しばらくぐっすり眠れるかな?

 黄色の容器に6人の WORRY DOLLS
 横の大きい?のは、孫と一緒に作った“しんぱいひきうけ人形”