漢字表記辞典
スーパーインポーズというのだろうか、それともテロップが正しいのか、テレビのニュース番組などでその内容や発言者の言葉を文字で画面表示しているのをよく見かける。聴覚に問題がある人だけでなく、視覚から入る情報の方が理解しやすい人にとっては有効な方策だと思っているが、中には誤った漢字が使われている場合もあり、「オイオイ」と言いたくもなる。
手元には約40年前に三省堂から発行された「大きな活字の漢字表記辞典」が2冊ある。この辞書が発行されたことを知ったとき直ぐに会社用と自宅用として買ったことを記憶している。当時、一般的な辞書の活字が小さく、使用・活用に難渋していたことが主な理由の一つである。
その理由とは別のもう一つの大きな理由として、「ある言葉を漢字で書き表す場合、どの漢字が適当か、正しいか」ということを簡単に知りたかったこともある。
例えば「はかる」という言葉を表す漢字としては「図る」「計る」「測る」「量る」が直ぐに思い浮かぶ。ちょっと考えると「謀る」や「諮る」も思い出す。この辞書は、「合理化を図る」「解決を図る」「便宜を図る」「時間を計る」「計り知れない」「うまく計られる」「水深を測る」「標高を測る」「距離を測る」「面積を測る」「測定器で測る」「目方を量る」「升で量る」「容積を量る」「暗殺を謀る」「悪事を謀る」「審議会に諮る」と教えてくれる。
日本語の表記について勉強したこともない私であるが、今までの経験から、漢字仮名交じり文は日本人が発明し、育んできた日本語に最もふさわしい表記法なのではないか、と思っている。その表記法はその文章に相応しい漢字を使って初めて意味があることになる。
「なく」という言葉についても「泣く、鳴く、啼く、哭く」が思い浮かぶが、それぞれの使い方を簡単な例で教えてくれる。ただ、人が「なく」場合、「泣く」と「哭く」が使われることをこの辞典は教えてくれるが、その違いまでは教えてくれない。その違いは漢和辞典によらなければならない。漢和辞典には「泣く」は声は出さずに涙だけ流すもの、「哭く」は声を上げ涙を流すもの、とある。
パソコンの変換キーを使えば、簡単に漢字に変換できるが、その使用に当たっては細心のとは言わないが、このような観点からちょっと注意するのがよいとは、自己反省を込めての思いである。
今までこの欄に掲載いただいた文章の中に誤った変換がなかったことを願っている。
手元には約40年前に三省堂から発行された「大きな活字の漢字表記辞典」が2冊ある。この辞書が発行されたことを知ったとき直ぐに会社用と自宅用として買ったことを記憶している。当時、一般的な辞書の活字が小さく、使用・活用に難渋していたことが主な理由の一つである。
その理由とは別のもう一つの大きな理由として、「ある言葉を漢字で書き表す場合、どの漢字が適当か、正しいか」ということを簡単に知りたかったこともある。
例えば「はかる」という言葉を表す漢字としては「図る」「計る」「測る」「量る」が直ぐに思い浮かぶ。ちょっと考えると「謀る」や「諮る」も思い出す。この辞書は、「合理化を図る」「解決を図る」「便宜を図る」「時間を計る」「計り知れない」「うまく計られる」「水深を測る」「標高を測る」「距離を測る」「面積を測る」「測定器で測る」「目方を量る」「升で量る」「容積を量る」「暗殺を謀る」「悪事を謀る」「審議会に諮る」と教えてくれる。
日本語の表記について勉強したこともない私であるが、今までの経験から、漢字仮名交じり文は日本人が発明し、育んできた日本語に最もふさわしい表記法なのではないか、と思っている。その表記法はその文章に相応しい漢字を使って初めて意味があることになる。
「なく」という言葉についても「泣く、鳴く、啼く、哭く」が思い浮かぶが、それぞれの使い方を簡単な例で教えてくれる。ただ、人が「なく」場合、「泣く」と「哭く」が使われることをこの辞典は教えてくれるが、その違いまでは教えてくれない。その違いは漢和辞典によらなければならない。漢和辞典には「泣く」は声は出さずに涙だけ流すもの、「哭く」は声を上げ涙を流すもの、とある。
パソコンの変換キーを使えば、簡単に漢字に変換できるが、その使用に当たっては細心のとは言わないが、このような観点からちょっと注意するのがよいとは、自己反省を込めての思いである。
今までこの欄に掲載いただいた文章の中に誤った変換がなかったことを願っている。