老人は纏めたがる
どの本だったか、誰のエッセイだったかを覚えていないのが残念だが「老人は纏めたがる」ということについていろんな例を挙げて、一見論理的に見えるような形で検証されている楽しい文章を記憶している。そのときには自らを省みて「全くそのとおり」「よく観察されているなあ」と思った。その後、お酒の席や雑談・閑談・歓談の折にこの意見を紹介したが、その場の多くの賛同を得た。
私もその「纏めたがる」例に洩れず、過去の仕事に関連して得た知見・知識・知恵・心得を取り纏めたものを作ってみたり、友人と京の古道を歩いた記録を纏めたり、妻との海外旅行についての旅行記を書いたり、現役の頃に社外に発表した論文等を整理したり、といろいろ“纏め”た。
先日、かつて仕事上で関係のあった他社の先輩から「ある法務マンの会社自分史」という502頁の堂々たる書物を頂戴した。送り状には「謹呈 会社生活の記憶を纏めてみました。思いがけず大部になったので戸惑っております。一部でもお読みいただければ幸いです。ご批判、ご感想などいただければ幸栄です」とあった。私と同じ企業法務の世界におられた人物だけに私にとっても興味深い諸々が書かれていた。
また、何年か前にはある会社の元社長・会長から「川の流れに身をまかせ」とのタイトルのもと書かれた上・中・下3冊本の合計1,000頁を超える会社生活、会社経営についての書物も頂戴した。
私の元の勤務先の先輩からは自らが読んだ書物の批評や感想を纏めた書物、1年後輩からは海外出張や海外勤務についての経験談を書いた書物も貰った。
これら書物は全て自費出版されたものである。
自費出版と言えば、最近の新聞には自分史を纏めたり、自らの詩、短歌、俳句その他の作品を集めて自費出版をすることを勧めたりすることと、これら自費出版についての情報を提供する広告をよく見かける。これも「老人は纏めたがる」ということを示す好例か。
などと「老人は纏めたがる」の例を思い出したが、最初に戻って、あのエッセイには他にも“纏める”対象について触れていたようにも覚えている。そこに何が書いてあったかは全く思い出せない。
一体全体どのようなことが書いてあったのだろう。老人は何を“纏め”ていたのだろう。
私もその「纏めたがる」例に洩れず、過去の仕事に関連して得た知見・知識・知恵・心得を取り纏めたものを作ってみたり、友人と京の古道を歩いた記録を纏めたり、妻との海外旅行についての旅行記を書いたり、現役の頃に社外に発表した論文等を整理したり、といろいろ“纏め”た。
先日、かつて仕事上で関係のあった他社の先輩から「ある法務マンの会社自分史」という502頁の堂々たる書物を頂戴した。送り状には「謹呈 会社生活の記憶を纏めてみました。思いがけず大部になったので戸惑っております。一部でもお読みいただければ幸いです。ご批判、ご感想などいただければ幸栄です」とあった。私と同じ企業法務の世界におられた人物だけに私にとっても興味深い諸々が書かれていた。
また、何年か前にはある会社の元社長・会長から「川の流れに身をまかせ」とのタイトルのもと書かれた上・中・下3冊本の合計1,000頁を超える会社生活、会社経営についての書物も頂戴した。
私の元の勤務先の先輩からは自らが読んだ書物の批評や感想を纏めた書物、1年後輩からは海外出張や海外勤務についての経験談を書いた書物も貰った。
これら書物は全て自費出版されたものである。
自費出版と言えば、最近の新聞には自分史を纏めたり、自らの詩、短歌、俳句その他の作品を集めて自費出版をすることを勧めたりすることと、これら自費出版についての情報を提供する広告をよく見かける。これも「老人は纏めたがる」ということを示す好例か。
などと「老人は纏めたがる」の例を思い出したが、最初に戻って、あのエッセイには他にも“纏める”対象について触れていたようにも覚えている。そこに何が書いてあったかは全く思い出せない。
一体全体どのようなことが書いてあったのだろう。老人は何を“纏め”ていたのだろう。