運営会議(2024年12月24日)
(於:大津市立和邇図書館)
- 滋賀県立図書館見学(11月24日)の感想を交換しました
- 地下の書庫は、とても見応えがあった。
- 古い資料は、なるべくマイクロフィルムやデジタル化されているが、機器の劣化やバージョンの更新などを考慮して、紙媒体での保存に力をいれておられることがわかった。
- バリアフリーに配慮した資料提供も印象に残った。
- 児童室の外国絵本のコーナー、いろんな言語の本が豊かなことに驚いた。
- 「こども図書館サポートセンター」のことも詳しく説明いただけた。
- 普段目にすることのない所を拝見し、その説明をお聞きして、館長やそれを支える人たちのご努力がよくわかった。
- 「協力ボックス」の部屋での説明で、滋賀県の図書館の特色-市町の図書館への本・レファレンスの協力、物流だけでなく図書館の職員が相談にのる、情報を得るなどと、顔の見える関係を保ち続けておられることに感銘した。
- 協力ボックスの中には、これから配送される本が一冊ずつ梱包され、借りる人のプライバシーが尊重されているのが実際にわかって感動した。
- 資料室がとても印象に残った。江戸時代の本が展示されていたが、保存状態も良く美しいものだった。
- 翌1月に予定の、大津市立図書館長との懇談会について
- 市民として、どんな図書館を希望しているのか伝えたり、館長のお考えも聞いて、これからの大津の図書館についても懇談したいという意見でまとまりました。
- 滋賀県図書館協議会交流会に参加した運営委員から報告がありました
- 12月14日、県立図書館・大会議室で、令和6年度図書館協議会交流会が開催された。
- 児童文学者・今関信子さんの講演「図書館が『私の図書館』になるまで」を拝聴した。 埼玉から長岡京市、その後大津瀬田、守山と転居を重ねられる度に文庫を作ったり、その度に、本が欲しい、図書館が欲しいと自然になっていき、図書館づくりに関わったこと。しかし、なかなか理想の図書館に出逢えなかったけれど、今、守山の図書館が新らしくなり、市民が一緒になって作っていく図書館になってきた。「守山市立図書館友の会」もできて、いろいろな人が集まって、それぞれのできることで参加している。本当に楽しいです。やっと、「私の図書館」と言えるようになりました。
- その後、班に分かれて意見交流会が行われた。 各班それぞれ時間も足りない程、活発に意見交換がされていた。
と、ユーモアを交えながらの楽しいお話だった。
印象に残ったところでは、守山の図書館の報告で、学習コーナーをネット予約にしてから混雑が解消されたとか、課題としては、来館者が多い割に一人当たりの貸し出し冊数は伸び悩んでいるというのがあった。
石部図書館の問題は、市民からの意見も届き、湖南市としては1館に縮小することは決まっているけれど、まだ当分は現状維持でタウンミーティングを重ねていくそうだ。
[次回の運営会議]