運営会議(2025年1月28日)

運営会議(2025年01月28日)

(於:大津市立図書館)

  1. 大津市立図書館の館長、副館長との懇談  大津市立図書館の館長、副館長と、図書館について日頃考えていることを交換しました(全員で9名の参加)。

     館長と副館長からは図書館員として利用者さんの考えを取り入れていること、館内の仕組みも工夫していることをお話くださいました。
     抜粋しておりますが、館長、副館長のお話から。

    館長

     瀬田に住んでいることで、以前は私の中で県立図書館が図書館の姿としてできあがっていたが、2023年(令和5年)に、大津市立図書館に異動し、当初は図書館の市立と県立との違いに違和感があった。
     市立図書館は市立としての役割(市民が読みたい本を入れていく)があり、そこにない本は県立から借りる、というのが仕組みとしてあるとわかったが、利用される方の目線と、管理している者としての目線の両方で、新しい図書館はこういうのを建ててほしいなという願いを伝えていければと思う。
     現在は、老朽化した小学校の修復が優先されているが、それが済めば次は図書館かなと期待している。
     図書館の限られた空間の中、職員が皆さんに活き活きと本を提供し、職員自身も図書館で働いてよかったと思われるようでありたい。
     利用者が快適に安全に使える図書館にしたいと願っている。

    副館長

     2014年(平成26年)、図書館の運営をどうしていくかの岐路にたっているタイミングで大津市立図書館に異動した。いろいろなご意見をいただいて、直営としての運営を守り続けることができ、職員も安心して業務に取り組めていると思う。
     異動した当時は12人ほどいた職員が半分に減らされた時もあったが、今は少しずつ増員されるようになった。
     学校図書館が市の図書館の資料をプラスαとして授業や総合学習などに使っていただいている。職員も小中学校でどのようなものが求められているのかを伺い、資料の購入と整備に反映する努力をしている。いろいろなご意見をいただいて、図書館サービスを地道に充実させていきたい。

     近い未来、新しい図書館構想がたてられるときに「こんな図書館にしたい」と、図書館側、利用者側から提案できるように意見をまとめることが大事であると話し合いました。

[次回の運営会議]
 2025年2月25日(火)於:大津市立図書館 13時45分~