豊島区立中央図書館

豊島区立中央図書館

栗原女以(2017年8月9日)

 おっ 水野英子さん!
 5月31日付東京新聞に目を見張りました。滋賀県から東京世田谷に転居して二ヶ月目の朝でした。
 水野英子さん作の「星のたてごと」は、少女時代友達に借りて読んだ漫画です。内容はほとんど覚えてないのですが、ロマンチックな題名と美青年ユリウスのシルエットに憧れたのを思い出します。その作品が図書館に展示されているとの記事でした。
 その漫画がもう一度読める、もう一度読みたい。思いたったらとまりません。新聞記事によると、その図書館は「豊島区立中央図書館」でした。ネットの付近案内図からみると、駅は東京メトロ有楽町線の「東池袋」と判明。
 すぐに行こうと計画しました。東京にきてから肌身離さず持っている地下鉄路線図をしっかり読み、半蔵門線と有楽町線を乗り継いで到着しました。
 案内板通りに地下鉄を出ると、目の前にドドーンと高層ビル。ライズアリーナビルというビルへの突進という感じでした。圧倒されつつ中に入りエレベーターで四階に上がると、中はやはり図書館でした。カウンターがあり、本の案内板があり、書架が林立しています。
 ほっとして漫画コーナーの位置を尋ねると、さらに上の階とのことでした。ワクワクしながら上ると水野英子さんのコーナーがありました。「星のたてごと」一巻・二巻。小型版なので「少女クラブ」のような迫力はなくて物足らなかったのですが、二時間以上かけて読み切りました(禁帯出図書)。
 お疲れさまのわが身ですが、憧れのユリウスに何十年ぶりに会えて、心はワクワクドキドキ。
 読後、文化芸術コーナー書架間散歩。落語・映画・演劇・音楽・DVD・CDコーナーがありました。それと共に「トキワ荘」書架がありました。トキワ荘は、豊島区にあります。水野英子さんは、トキワ荘の住人の中で唯一の女性漫画家でした。手塚治虫、石森章太郎、赤塚不二夫さんたちと七か月暮らしたそうです。東京新聞の記事によると、二十四時間漫画の世界、男も女も意識せず、とにかく漫画を描いたと振り返っていました。
「マンガ南長崎トキワ荘」という新聞が、ご自由にお持ちくださいとコーナーに置かれています。漫画という文化を図書館も支えているのだと感じました。今度は、トキワ荘を訪ねてみたいと思いました。
 東京の図書館を一つずつ訪れてみたいと思っています。次は、私の住む世田谷の図書館です。