一冊の本から
団体貸し出しの本の中に、中島京子作「イトウの恋」という本がありました。中島京子さんの本は、好きな本のうち、きっとTさんが選んで入れてくださったんだ。
読んでみることにしました。イトウ?…何と読み進むうちに明治の初め、女性単身で日本の奥地探検をしたイザベラ・バードの通訳だった伊藤鶴吉をモデルに、中島京子の作り上げた小説…推理小説を読むように謎解きに引き込まれていきました。
中学の新米教師久保耕平と部員の赤堀君、一人の人物を通して郷土の歴史を紐解こうとする。久保の実家に残されたイトウの手記をたどるうちに、イトウの子孫にあたる漫画家の田中シゲルとの出会い。明治の初めのイトウの年上のイギリス人女性I・Bへの想いとそれをたどる現代の久保・赤堀・シゲルとの絡み…小説は小説としておもしろかったのですが、読み進むうちにこの小説の元となった、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」が読みたくなってきました。
図書館で何冊か借りてきました。写真集もありました。イザベラ・バード自身によるスケッチも素晴らしく、当時の日本の風俗・習慣・自然環境・・など、実によく書かれています。冒険家というより民俗学者という感じ。
よく知られた東北・北海道の他、東京・伊勢・京都・滋賀など関西も旅をしていて、びわ湖や大津祭りの記述もありました。
また、京都では、同志社の創立者新島襄夫妻とも会い、八重さんの手作りのお料理で共にお食事をしたようすも書かれていました。
(「完訳 日本奥地紀行4-東京ー関西―伊勢 日本の国政」 東洋文庫)
写真集は「ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界」金坂清則。
明治の初期、あんな時代に世界中を旅していた女性がいた。しかも単身で。なんだか勇気が湧いてくるーそんな本との出会いでした。
本っておもしろいですね。開いて読んでみなければ出会えない。また、一冊の本からまたどんどん広がっていく。今回、文庫の仲間の手引きでありましたが、司書さんから勧められた一冊がこういう風に広がっていく。それが図書館の良さなのでしょう。
読んでみることにしました。イトウ?…何と読み進むうちに明治の初め、女性単身で日本の奥地探検をしたイザベラ・バードの通訳だった伊藤鶴吉をモデルに、中島京子の作り上げた小説…推理小説を読むように謎解きに引き込まれていきました。
中学の新米教師久保耕平と部員の赤堀君、一人の人物を通して郷土の歴史を紐解こうとする。久保の実家に残されたイトウの手記をたどるうちに、イトウの子孫にあたる漫画家の田中シゲルとの出会い。明治の初めのイトウの年上のイギリス人女性I・Bへの想いとそれをたどる現代の久保・赤堀・シゲルとの絡み…小説は小説としておもしろかったのですが、読み進むうちにこの小説の元となった、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」が読みたくなってきました。
図書館で何冊か借りてきました。写真集もありました。イザベラ・バード自身によるスケッチも素晴らしく、当時の日本の風俗・習慣・自然環境・・など、実によく書かれています。冒険家というより民俗学者という感じ。
よく知られた東北・北海道の他、東京・伊勢・京都・滋賀など関西も旅をしていて、びわ湖や大津祭りの記述もありました。
また、京都では、同志社の創立者新島襄夫妻とも会い、八重さんの手作りのお料理で共にお食事をしたようすも書かれていました。
(「完訳 日本奥地紀行4-東京ー関西―伊勢 日本の国政」 東洋文庫)
写真集は「ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界」金坂清則。
明治の初期、あんな時代に世界中を旅していた女性がいた。しかも単身で。なんだか勇気が湧いてくるーそんな本との出会いでした。
本っておもしろいですね。開いて読んでみなければ出会えない。また、一冊の本からまたどんどん広がっていく。今回、文庫の仲間の手引きでありましたが、司書さんから勧められた一冊がこういう風に広がっていく。それが図書館の良さなのでしょう。