ライブラリー
図書館は英語ではライブラリー(Library)というが、この言葉から思い出す幾つかの図書館がある。
美しさでは、ポルトガルのコインブラ大学の図書館(ジョアニナ図書館)だ。世界一美しい図書館と言われているそうだが、現実に目にし「宣なるかな」と思ったことである。美しく内装が施された部屋の、全面に巡らされ装飾された書棚には革表紙の古そうな書物がびっしりと並んでいる。ライブラリーであるからには当然のことだろうが、これらの蔵書も研究者は必要に応じて借り出すことができるそうだ。
日本では、近年に数多く建築された機能美溢れる図書館を別にして、大阪・中之島にあるネオ・バロック様式の大阪府立図書館を好ましく思っている。本館と左右の両翼は国の重要文化財である。残念なことに正面階段を登ったところにある立派な入口からは一度も入ったことがない。つい先日まで、利用者は階段下にある通用口のようなところから入ることになっていた。
多くの著名人がここで研究し、思索に耽っていたという大英図書館のリーディング・ルームは、一度は訪れたいと思っているが、研究者でもない私にはリーダー・パスは発行されないだろう。ここを訪れるガイデッド・ツアーがあるというような記事を読んだ記憶もあるが、さてどうだったか。
最後に、これはもう図書館とは言えないだろうがトルコ・エフェソスのケルスス図書館の遺跡も美しい。20トルコリラ紙幣に描かれている。
ライブラリーには蔵書という意味もある。この意味でのライブラリーをどのように構築するかが、人生後半の心豊かな生活と大いに関係がある、との趣旨の文章を読んだことがある。これに啓発された訳でもないが、若い頃から私独自のライブラリーを作ろうとの意識は心のどこかにあったようだ。
最近の新聞記事を思い起こすまでもなく、公共図書館の選書は、予算を始めとして考慮すべきことが多く、難しい仕事だろうと勝手に思っている。これに比べて、私の蔵書に加えるべき本の選定は難しくない。小遣いという名の予算の制約は当然あるものの、何人かの著者・作者の本や特定のテーマに関係する書物は基本的にその存在を知った時点で直ちに購入する。これらの書物に加えて、折々に関心を持つ種々雑多な問題については、やさしく書かれた本、基本的な書物、それに、場合によっては、学術的な図書の3種類を選ぶ。読むのは最初の二つの範疇の本で、学術書は辞書的、事典的な扱いである。
それなりのライブラリーはあると自負しているが、目を通していない本も多い。老い先短い身にとって、さてどうするか。つい最近買った老前整理に関するハウツウ本が何らかのヒントを与えてくれることを期待している。
美しさでは、ポルトガルのコインブラ大学の図書館(ジョアニナ図書館)だ。世界一美しい図書館と言われているそうだが、現実に目にし「宣なるかな」と思ったことである。美しく内装が施された部屋の、全面に巡らされ装飾された書棚には革表紙の古そうな書物がびっしりと並んでいる。ライブラリーであるからには当然のことだろうが、これらの蔵書も研究者は必要に応じて借り出すことができるそうだ。
日本では、近年に数多く建築された機能美溢れる図書館を別にして、大阪・中之島にあるネオ・バロック様式の大阪府立図書館を好ましく思っている。本館と左右の両翼は国の重要文化財である。残念なことに正面階段を登ったところにある立派な入口からは一度も入ったことがない。つい先日まで、利用者は階段下にある通用口のようなところから入ることになっていた。
多くの著名人がここで研究し、思索に耽っていたという大英図書館のリーディング・ルームは、一度は訪れたいと思っているが、研究者でもない私にはリーダー・パスは発行されないだろう。ここを訪れるガイデッド・ツアーがあるというような記事を読んだ記憶もあるが、さてどうだったか。
最後に、これはもう図書館とは言えないだろうがトルコ・エフェソスのケルスス図書館の遺跡も美しい。20トルコリラ紙幣に描かれている。
ライブラリーには蔵書という意味もある。この意味でのライブラリーをどのように構築するかが、人生後半の心豊かな生活と大いに関係がある、との趣旨の文章を読んだことがある。これに啓発された訳でもないが、若い頃から私独自のライブラリーを作ろうとの意識は心のどこかにあったようだ。
最近の新聞記事を思い起こすまでもなく、公共図書館の選書は、予算を始めとして考慮すべきことが多く、難しい仕事だろうと勝手に思っている。これに比べて、私の蔵書に加えるべき本の選定は難しくない。小遣いという名の予算の制約は当然あるものの、何人かの著者・作者の本や特定のテーマに関係する書物は基本的にその存在を知った時点で直ちに購入する。これらの書物に加えて、折々に関心を持つ種々雑多な問題については、やさしく書かれた本、基本的な書物、それに、場合によっては、学術的な図書の3種類を選ぶ。読むのは最初の二つの範疇の本で、学術書は辞書的、事典的な扱いである。
それなりのライブラリーはあると自負しているが、目を通していない本も多い。老い先短い身にとって、さてどうするか。つい最近買った老前整理に関するハウツウ本が何らかのヒントを与えてくれることを期待している。