おはなしコロボックルの会(2)

「おはなしコロボックル」の会(2)

さくらこ(2018年9月5日)

 最初に、新しいお話会を立ち上げる為の計画を立てました。お話会創設の必須条件です。まずはお話を語ってくれそうな人集めから始めました。私は同じサークル仲間で居住期間も長く友人も多い知人に、私の思いと計画を説明しました。すると、その知人が何人か紹介してくれました。
 私の思いは、ストーリーテリングをやることです。しかし、ストーリーテリングがどんなものか聴いたこともない方が多く、聴いてもらうしかないと市民センターのロビーで子どもに語るおはなしを一つ聴いてもらいました。しかし、そんなに簡単なものではありませんが、とりあえずやってみようと会を発足しました。
 お話会の場所、例会の場所は北図書館長さんに主旨説明をして了解を得ました。視聴覚室が空いている日にお借りすることになりました。しかし、学習会は困る、出来るだけ早くお話会を開催すると言う条件が付きました。
 先ずは第1回の例会案内で7人が集まりました。その方達の中には幼稚園、保育園で働いた経験者や元教師など、熱心な方が大半を占めていました。私はこうした経験者だからこそこれからする「お話会」にはそうした経験がきっと生かされるだろうと思いました。
 一番若い二児の母親である方は、お話は語れないけど手遊びはできます、と言って入会してくれました。例会には子ども2人を連れて参加しています。また、「お話を語る」はできないけれど私の援助をしますと申し出て入会してくれた方もいます。手づくりの看板や暖簾を作ってくれ、時には短い創作のお話をも語ってくれています。
 また、絵本が好きで読み聞かせをしたい方、歌に合わせて語りたい方、自然科学の本を好んで読み聞かせたい方等、最初に集まった7人はとても個性的です。
 さて、第1回の例会でこの会をどのような会にするかを話し合いました。
 目的は子どもと本の出会いを助け、おとなも楽しめる活動を目的とすること、お話会は絵本の読み聞かせ、ストーリーテリング、手遊びなど。
 例会は毎月第1水曜日でお話会の練習、活動報告等。お話会は偶数月の第2日曜日(これは会場の関係で暫定的)。この会の名前は、子どもの神様の意味で「コロボックル」と決めました。好きな詩人で、巽聖歌氏の詩に『コロボックル』があります。この詩はとても愛らしい詩でそれも頭にあって決めました。
 私以外はお話を語るのが初めての方ばかりなので、語りの講師が必要と考え、長年お話を語ってこられた経験者に依頼し快く承諾を得ました。
 その方の語りはゆっくりで、声質も良く、ひきこまれます。
 最初のお話会の準備段階ですが、まずは、皆さんがお話を覚えることなしには練習もすることができません。それは無理もないことです。予め絵本リストやお話のリストを渡しただけでは駄目です。お話をするということは、先ずお話を選び、それを覚え、声に出して何度も練習しなくてはならないのです。私は最初からそれをみんなに要求するのではなく、それぞれが分担して、できるところから始めていけば良いと考えていました。長期戦でいい、一人でも語っている内にいつか語ってみようと思うに違いないと考えていました。
 手遊びを自らが練習して教えて下さるのは二児のお母さん。その方の下で手遊びを例会の最初にやります。勿論、彼女の子ども達も一緒です。
 さて、いよいよ第1回目の「おはなしコロボックル」の会のプログラムもでき、広報掲載依頼をしました。 (3につづく)