読書会の一コマ
一か月に一回、友達のご両親が残されたお家に集まって、読書会をしている。
同じ本を、それぞれの図書館(草津市立図書館・守山市立図書館・県立図書館・大津市立図書館など)で借りだしては、ワイワイ、ぺちゃくちゃ、かしましくおしゃべりをしている。
本の話から、ついつい脱線ということもしばしばである。
3時を過ぎると、友達手作りのお菓子が出てくるのだが、これがまたおいしい。
季節の果物やナッツの入ったパウンドケーキ、レモンのたっぷりはいったチーズケーキ、紫蘇ジュースのゼリー、セロリのケーキ、パンプキンケーキ、・・・ひょっとすると、このおやつが楽しみで集まっているのかもしれないな。
今月は、ミモザケーキだった。スポンジを焼いて、中をくりぬき、レモンのムースをスポンジのくりぬいた中に入れ、抜き出したスポンジをポロポロにしたので(ミモザの花のように)覆って、きれいなミモザのようなケーキの出来上がり。おいしかった。
「食べて、脱線ばかりじゃだめだね。本題はいるよ~」「どうだった?」
『希望の図書館』 リサ・クライン・ランサム著 松浦直美訳 ポプラ社
これが今月のお題だった。
主人公のラングストンは、お母さんが亡くなった後、おとうさんと二人で、故郷のアラバマから北部のシカゴへと引っ越す。父さんは、母さんの思い出がいっぱいのアラバマには住めないと言うけれど、友達もいないし、学校では『南部の田舎もん』 といじめられる。いじめっ子から逃れて、飛び込んだ大理石の立派な建物が図書館だった。アラバマでは、図書館は白人のもので、黒人は使えなかった。それが・・・。
「ご案内しましょうか?」と女の人に声をかけられる。「本を探すお手伝いをしましょうか?」
「どれでも好きな本を借りられますよ」「あちらのデスクにいるシショのところに行ってください」
女の人は足を止めて、真顔になった。「黒人のための図書館ですって?この図書館は、シカゴ〈ザイジュウ〉の人のためにあるのよ。」
《シショ》《センショ》《カシダシ》《ザイジュウ》《公共図書館》????
「私たちは、図書館で本を借りるって当たり前のように思っているけど、初めて一人で図書館に来た子どもたちって、こんな感じなんだろうな。司書さんの存在って大きいよね。」
「本の力もね。自分を発見していく力もつけてくれるもんね」
「ラングストン・ヒューズの詩に出会って、どんどん広がっていくね。」
「まわりの大人たちもいいよね。」「うんうん。」
「でも、彼はその大人を越えるよ。」「うんうん、そういえば、『ハーレムの闘う本屋』もよかったよ。」と、こんな調子でぺちゃくちゃ。
やがて、「え~、もうこんな時間。暗くなってきたよ。今日もありがとう・」
同じ本を、それぞれの図書館(草津市立図書館・守山市立図書館・県立図書館・大津市立図書館など)で借りだしては、ワイワイ、ぺちゃくちゃ、かしましくおしゃべりをしている。
本の話から、ついつい脱線ということもしばしばである。
3時を過ぎると、友達手作りのお菓子が出てくるのだが、これがまたおいしい。
季節の果物やナッツの入ったパウンドケーキ、レモンのたっぷりはいったチーズケーキ、紫蘇ジュースのゼリー、セロリのケーキ、パンプキンケーキ、・・・ひょっとすると、このおやつが楽しみで集まっているのかもしれないな。
今月は、ミモザケーキだった。スポンジを焼いて、中をくりぬき、レモンのムースをスポンジのくりぬいた中に入れ、抜き出したスポンジをポロポロにしたので(ミモザの花のように)覆って、きれいなミモザのようなケーキの出来上がり。おいしかった。
「食べて、脱線ばかりじゃだめだね。本題はいるよ~」「どうだった?」
『希望の図書館』 リサ・クライン・ランサム著 松浦直美訳 ポプラ社
これが今月のお題だった。
主人公のラングストンは、お母さんが亡くなった後、おとうさんと二人で、故郷のアラバマから北部のシカゴへと引っ越す。父さんは、母さんの思い出がいっぱいのアラバマには住めないと言うけれど、友達もいないし、学校では『南部の田舎もん』 といじめられる。いじめっ子から逃れて、飛び込んだ大理石の立派な建物が図書館だった。アラバマでは、図書館は白人のもので、黒人は使えなかった。それが・・・。
「ご案内しましょうか?」と女の人に声をかけられる。「本を探すお手伝いをしましょうか?」
「どれでも好きな本を借りられますよ」「あちらのデスクにいるシショのところに行ってください」
女の人は足を止めて、真顔になった。「黒人のための図書館ですって?この図書館は、シカゴ〈ザイジュウ〉の人のためにあるのよ。」
《シショ》《センショ》《カシダシ》《ザイジュウ》《公共図書館》????
「私たちは、図書館で本を借りるって当たり前のように思っているけど、初めて一人で図書館に来た子どもたちって、こんな感じなんだろうな。司書さんの存在って大きいよね。」
「本の力もね。自分を発見していく力もつけてくれるもんね」
「ラングストン・ヒューズの詩に出会って、どんどん広がっていくね。」
「まわりの大人たちもいいよね。」「うんうん。」
「でも、彼はその大人を越えるよ。」「うんうん、そういえば、『ハーレムの闘う本屋』もよかったよ。」と、こんな調子でぺちゃくちゃ。
やがて、「え~、もうこんな時間。暗くなってきたよ。今日もありがとう・」