「TOUCH」
アイスランドの気温は本日マイナス8℃。この作品の作家は在アイスランドである。
アイスランドで生まれアメリカ、日本で暮らした経験がある。コロナ禍でアメリカを離れアイスランドで執筆刊行された。舞台はアイスランド、ロンドン、日本。日本の描写とくに和食を丁寧に描いてある。
早速アイスランド文学研究者朱位氏の解説を読む。アイスランド生まれの男性が何故日本の特に和食を描けるのか、とそちらの好奇心が勝ってしまったからだ。作家ではない仕事の関係で日本滞在中には日本食を食していた経験から(この本の執筆ヒントもそのような場所だそう)とわかった。又作家はアイスランド語と英語で同じ作品を書く。人名や地名の他固有名詞の量が違うために読者に与える情報印象が異なり、細かな調整がされているとある。母国語を読む読者は全く違和感がないだろうし、他国を知る作家が英語で書きたくなる気持ちも理解出来る。それぞれの言語で読者にかかる不必要な負荷を減らす「読者のために書いている」そうだ。
アイスランドで生まれアメリカ、日本で暮らした経験がある。コロナ禍でアメリカを離れアイスランドで執筆刊行された。舞台はアイスランド、ロンドン、日本。日本の描写とくに和食を丁寧に描いてある。
早速アイスランド文学研究者朱位氏の解説を読む。アイスランド生まれの男性が何故日本の特に和食を描けるのか、とそちらの好奇心が勝ってしまったからだ。作家ではない仕事の関係で日本滞在中には日本食を食していた経験から(この本の執筆ヒントもそのような場所だそう)とわかった。又作家はアイスランド語と英語で同じ作品を書く。人名や地名の他固有名詞の量が違うために読者に与える情報印象が異なり、細かな調整がされているとある。母国語を読む読者は全く違和感がないだろうし、他国を知る作家が英語で書きたくなる気持ちも理解出来る。それぞれの言語で読者にかかる不必要な負荷を減らす「読者のために書いている」そうだ。
この作品は映画化されておりまもなく日本で上映される。原作と脚本された映画はおそらく別物だと思う。映画館が好きな私は劇場に行く予定だ。映画版について作家は「監督の作品」と評している。完全に作家の手を離れてしまっているのか。作家と監督共同脚本だそうだが、作家の脚本制作の役割がいかほどかは書かれていない。映画「TOUCH/タッチ」楽しみである。
この本の最終頁に「花の子ども」の紹介がある。アイスランド女性文学賞受賞 オイズル・アーヴァ・オウラヴスドッティル作。私はこの本は図書館で借りてしばらく前に読んでおり、この頁で再会できて嬉しくなった。