図書館が好き

図書館が好き

びわこ(2015年12月2日)

 小学校の時、必ず図書室で本を借りていた。そこは、沢山の本の中から好きなものが自由に選べる幸せの空間だった。本の虫というわけではなく、他の遊びもしていた普通の子だったが、本も読んでいるという生活だった。
 少し大きくなり、調べ物があると、滋賀会館の2階か3階にあった図書館にも行ったし、昔、琵琶湖万博があった科学館の中にあった図書館にも行った。
 悲しいことに高校の図書館は貧相だった。その頃ちょうど新しく浜大津に図書館が出来、定期券が使えたので時々寄って帰ったな。レコードも置いてあり、わくわくしたものだ。
 大学の図書館にもよくいたな。私を探す時はまず図書館という状態。リスニングルームでジャズを聴いていた。論文提出前には自習室できばった。国試の勉強には、便利な場所にあった各地の図書館を使いまくった。
 そして、大人になり子どもが出来、絵本や紙芝居を親子で借りに行った。
 しかし、ある人が「八日市図書館はいいわよ」と教えてくれ、訪れてみたら、私の今まであんなに愛していた図書館達のレベルの低かったことに、愕然とした。井の中の蛙とはよく言ったものだ。
 同じように税金を納めて生活をしているのに与えられた環境がこんなにも違うのかと。
 もちろん、それは図書館に関してだけで言えることではないだろう。けれど、図書館の大切さを、それを機会に調べていくと、私達にとって知の財産であり知る権利の砦であり…とますます「やっぱり大事やん!」と思えることばかりなのである。
 自分たちの住む自治体の公共図書館が、もっとよくなればいいなと考えていたら、この会にめぐりあった。熱い思いを持った人たちが集まり、市に声を届けることが出来るようになり嬉しい。市民の声を届けることで、図書館レベルが向上することを切に願っている。