ばあばの読書ライブ

ばあばの読書ライブ

けふばあちゃん(2019年6月12日)

 4月末からスマホに変えた。何をどう使っていいのかもわからず、しばしば息子や孫に聞いては、「へんなことになった。どうしたらいい?」
「写真にしたいのに、ビデオになってしまった。どうしたら、直る?」
 どうと言ったこともない単純なことがわからない。PCにつなぐのは?PCのメールが見えるようにするには?
 1か月たって、なんとか日常的に普通に使う分には(メール・ライン・電話・カメラくらいだが)、何とか使えるようになってきた。
 実家に帰った時に、姉弟でラインのグループを弟が作ってくれた。
(一度に弟や妹の家族にも通信ができる。なるほど使い方では便利なものだなぁ)となって、学校帰りにアイスクリームを食べに寄った孫を捕まえて、孫とバアバのグループを作ってもらった。
 高校生2人、中学生一人の3人の孫と私の『四葉のクローバー』
 今、このグループを使って、読書ライブを始めた。
 本の表紙の写真。『ココの詩(うた)』高楼方子著 千葉史子絵、次には
「今日から、こんな本を読み始めました。人形のココが、フィレンツェの街を冒険していくらしいのですが、今、でぶっちょネコにとらえられて、宮殿で暮らし始めたところ。でぶっちょネコが大阪弁を話すし、ココがお茶碗洗っていて、飽きてきたらシャボン玉遊びを始めて、でぶっちょネコやら使用人ののっぽネコが石鹸で滑って転んだり、会話も面白い。まだ、70ページくらいだけど、どうなるかなぁ?」
と、送った。やがて、既読3
 ふむふむ、読んどるワイ。
 次の日、挿絵を数枚送る。
「この子が、ココ。子ども部屋の椅子に座れされていたはだかんぼうのお人形。モニカの落としていった金の鍵を拾ったことから冒険が始まりました。鍵は、オルゴールの箱の鍵でした。オルゴールから流れてきた曲。
 ♪ゆめをみましょう 春のゆめ
 いつかわたしが大きくなったら 白い小さなお舟にのって
 知らない国へと ゆーらゆら ♪
どうやら、この詩が冒険と謎解きのヒントになっているらしい」
 そして、次の日、
「オルゴールの中に入っていた青い服、胸のところに星のちりばめられた青い服、下着も靴も入っていて、それを身につけてから人形ではなく、小さな女の子になって冒険が始まりました。
 詩のごとく、白い舟に乗って川をくだっていきます。その舟の船頭、銀髪のネズミ、首には赤いネッカチーフをして、ちょっとかっこいいネズミのヤス。ココは、そのヤスにほのかな恋心をいだきますが…」
「だんだん面白くなってきたぞ…」
「うっ、バアバだけ勝手にもりあがっている?それでもいいや」
 という具合に、読書ライブをやっています。だんだん物語は、佳境に入って来て、どうやら美術品の贋作を作って、本物とすり替えては大もうけをしている一味とかかわりのある猫やらネズミやら…その中で揺れ動くココ。400ページ以上の物語。  本を読まない孫たちとの読書ライブ。今のところバアバのライブにつき合ってくれています。いつか、自分で読んでくれる日も来ることを期待しつつ……。